「…もしもし?」



『優歌ちゃん!?大丈夫か?――雄輔から優歌ちゃんが早退したって聞いて焦ったし』



雄輔分かったんだあたしが早退したこと…。



友美ばっかりであたしになんか気づかないとおもってたよ。


思わず封印していたカーテンの方を見る。




「明日はちゃんと行きます」



『おうっ!明日の朝も待ってるから』