「はよ」 嫌だよ―――――。 この2人と一緒にいたくないよ。 あたしは雄輔にとって邪魔者でしかない――。 そうでしょ? 雄輔…―――。 もう無理だ、この空間にあたしの居場所はない。 意味もなくただこの場から逃げたくてそばにある3階に行く階段をかけ上がり始める。 「おいっ、みや…」 「雄輔君!今日一緒に帰ろッ」 「あ、あぁ…」