監禁ゲーム~ap~

城内に入って五分後、目の前のスクリーンに映像が流れ始めた。
髭を生やした小人が、何やら説明を始める。
「プリンセス・キャッスルへ、ようこそ。私は姫様の使いです。今、姫様を呼んできます」
トコトコと小人が横に捌けた。
「かわいいね」
美佳はクスッと笑った。
「そーだな」
清春も疲れを忘れ、アトラクションを楽しみ始めた。