ようやく、アトラクションに乗ることができた。
美佳は左側に座り、清春は右側に座った。
座席に付いているシートベルトをし、それぞれの銃を握った。
SFの様な曲が流れ、宇宙船が動きだした。
「ワクワクするね」
無邪気な笑顔を浮かべて、美佳は言った。
「やるからには、景品取っちゃおう」
清春もやる気満々でいた。