メイドとご主人様の恋

【惟Side】



俺は、桜木 惟。
なにかと目立つオレ。


え、そっけない?

今のオレは、不機嫌なんだよ。




――――――――――
――――――――
――――…。


めんどー。
ホント入学式そうそう、答辞とか怠い。


さっき答辞したら、キャーキャーうるさいし。
また、面倒なことになるな……。



それにしても、最近、つまんねぇーな。。。
なんか楽しいことないかな………



ドンッ

誰かぶつかってきた。


こんなときに、ぶつかるなんて、ついてねぇー。。。



「ごめんなさい。」

(心の中で)ごめんなさいじゃねーよ。

「だいじょ…ぶ……。」


途切れ途切れになってたいたから、顔を上げた。

……………

……………………


そこには美少女って言っていいほどの女がいた。




てか、この女、なんかさっきからオレに見とれてねぇーか?


痛いのに気がとられて、見とれんな、ブスって言ってしまった。


まぁ、オレ的には、不都合なんかないはずなのに、なんかひっかかるんだよ……。

や、こんなのオレのキャラじゃねーな。 やめよ。




コイツ、喋らない方がいいことが分かった。



喋ると軽く生意気。 めっちゃウザい。

容姿だけマシだな。



………
………………。


決めた。コイツが今度のおもちゃ。
どれくらい楽しましてくれるかな?(ニヤ


楽しみだな。

体で払えって言ってしまったけど、まぁ、いいか。



……あ!!!めちゃくちゃ顔を赤くして、必死に否定してる姿、おもしれー!!!!

最高だな!! 今回の女。(笑



「なに、笑ってるの!!?」
とりあえず、じぃに連絡だな。


「え、無視!!!!?」

『おい、ついて来い!!』