キミの瞳は、スパンコールのように
キラキラ キラキラ輝いている
まるで舞台の上でスポットライトを浴びているように
見ている僕もつい 頬が緩んでしまう
けど 僕は気付いたんだ
キミの笑顔に魅せられているのは、
僕だけじゃないんだと───
だって僕は見てしまったんだもの
キミがとびっきりの笑顔で
僕の知らない男(ヤツ)と廊下を歩いていたのを───
キミはズルイ人だ
とてもとても ズルイ人だ
ポタッ ポタポタッ ポタポタポタッ
なんだろう 目から水が溢れてくる
ただの水なのに
何の変哲もない水なのに
とても悲しくて とても優しい
懐かしい思い出が溢れ出てくる
次々と 次々と溢れ出てくる
あぁあ僕はキミの事がとても好きだったんだな
ありがとう
僕に一時の夢を見せてくれて
ありがとう
この気持ちは、胸の奥深くに
忘れてしまうくらい 奥深くにしまっておくよ
ありがとう僕の大事なスパンコール
新しい舞台で輝いて───


