「俺の勘だー‥。」 「は?」 「正直金堂という名字があっているという確信はなかった。けどあんたの反応で確信したよ。」 っ!!!!! 「ははっ!!!!」 自嘲的な笑みが漏れる。 結局は俺が原因?自分が一番必死になって隠してきたことを自分が暴露したのと一緒だ。 「噂で聞いた那妃の性格と容姿は、俺の親友の性格と容姿によく似ていたんだよ。」 …似ているー…? この男の目は嘘を言っているようには見えない。 どっちにしても、このことは夜琉に言わないといけないし、ここの庭も片付けないといけない。