君の笑顔は嘘のない、まぶしい笑顔。 誰にでも同じように向ける君は優しい… だけど俺にとって、他の人にも同じようにそのまぶしい笑顔を向ける君は とても残酷なんだー…。 「璃玖ーっ!!侑がお昼ご飯持ってきてくれたよ♪」 「本当だね。弘樹ありがとう。」 多分腰を下ろしてからケータイをいじっていたのは下っ端に昼ご飯頼んでいたからだろう。 「別に。」 「紅雨も弘樹にお礼言って。」 「…璃玖殴ろうとしたのは許さないけど、ご飯はありがと。」 時に君の優しさは苦しい…。