結局2人で倉庫を出て行った。
どこに行くか知らないけど、いい思い出が作れたらいいなと思った。
夜琉達が倉庫を出て行ってから昼前まで1人だったので、たまっていた問題や仕事を終わらせた。
「おっはよー!!!」
と元気よく入ってきた紅雨を見て昼前だと初めて気付く。
「おはよ。弘樹もおはよ。」
紅雨の後から入ってきた弘樹にも挨拶をする。
「もう昼だろーが。」
珍しくまともな突っ込みをする弘樹に
「素直におはようも言えないの?」
嫌みったらしく言う。
「オハヨウゴザ「ゆうゆうと夜琉は!?!?!?!?」
弘樹の言葉を遮った紅雨。俺は鼻で弘樹を笑った。

