夜琉のとった行動を理解した瞬間顔が赤くなるのが分かった。 「~~っ」 「見てるコッチが恥ずかしいね。」 ニコニコしながら普通に言う璃玖が視界の隅に入った。 「おっ俺がゆうゆうにあげたチュッパチャプスなのに!!なんで夜琉が食べるんだよ!!」 顔を私よりも真っ赤にさせてどもりながら叫ぶ紅雨。 「…るせぇ。」 紅雨の叫び声に不機嫌極まりない顔をしながら夜琉は呟き、そのまま私のとなりに座った。