かなり広い部屋。窓が大きくたくさんの光が部屋に差し込んでいる。たぶん12畳ぐらい。…洋室だからよくわからないけど。 そこにあるのは大きなダブルベッドと小さなスタンドだけ。 夜琉はベッドに私を下ろした。 ふかふかで柔らかい肌触り。 夜琉は優しく私を下ろした後、窓のそばまで行き黒色のカーテンを閉めた。 真っ暗になった部屋。 夜琉がベッドに腰掛ける音がして、 「寝ろ。」 と言う声と共に私の額にひんやりとした大きな手が触れた。