帰りも2つあるスーパーの袋をどっちも持とうとした夜琉に、私は少し顔を赤くしてそっぽを向きながら 「手…繋ぎたいから一つ持つ。」 と言った。恥ずかしい…。普段甘えるような事をしない私にとって勇気のいる行動だった。 そんな私を見て夜琉は口角を緩め 「あんま可愛いこと言うんじゃねぇよ。」 と言って、軽い方を私に持たせてくれた。 スーパーからマンションはたった5分だったけど、2人で外を歩くということをしたことのない私にとっては新鮮で楽しかった。