もし自分が寝ている間に、由莉が居なくなったら? 生きる事に苦痛を感じ、 生きる事が出来なくなって、 眠る、という行為を忘れたー‥ 別に自分わどんなになっても構わなかったのだろう。 由莉さえ居てくれれば。 由莉さえ笑っていてくれれば。 自分なんてどうでもよかったはずだった…。 だけど、由莉が目を覚ました時に 一緒に居たい と強く想っていた夜琉。 由莉が生きるなら、 自分も生きたい、と初めて夜琉が生きる事に執着した瞬間だったー‥