たった10日間なのに… 由莉に二度と会えなくなった訳でもないのにー… 寂しさを訴える夜琉の手。 無意識に手が寂しがっていたー‥ 10日間わ夜琉にとって途方もなく長い時間で、もう二度と味わいたくない10日間。 由莉を失うかもしれない、という恐怖… 今まで抱いた事のない感情に夜琉自身戸惑いを感じていたー… 由莉を失うかもしれない事がこんなにも辛いのに、もし失ってしまったら? 生きていける気がしなくて、 生きたいとも思う事ができなくて 食べる、という行為を忘れ、