きっと夜琉が由莉から離れないのわ、離れられないからなのだろうー…。
皿を割った夜琉。
だけども皿を割る原因になったのわ由莉のいない日常に、気が狂い始めていたからで…
夜琉に寂しい思いをさせた事に罪悪感を感じた由莉わゆっくりと目を閉じた。
「ありがとう。
私をここまで想ってくれてー…
でも…っ
無理わしないでっ…。」
閉じた瞳から流れた一筋の雫。美しくも儚い涙。
夜琉への想いが形となって溢れたー…
広未から貰った手紙を読んだ由莉わ、自分が眠っていた時の夜琉の状態を初めて知ったのだ。
「っ…ご飯も、睡眠も…っ
…ーごめんねっ」
「…由莉の所為じゃねぇよ。俺がダメだったんだよ。」
2人わお互いに足を引っ張り合い、苦しんでいくー‥。

