寝室をでると綺麗に片付いているリビング。


皿の破片も血の付いた壁も、何もかなったかのように片付いている。


ただ変わっているのわ豊富にあった食器類わ一枚を残して綺麗になくなっているだけ。


2人が一緒に寝ている時にこのマンションを訪れたのわ芯の後輩6人と、広未の知り合いの壁の修理屋。


もの音をほとんどたてず、静かに片付けていく。


砕けた皿も
血に濡れた破片も
壁に付いた血も


何事もなかったかのようにー…


そして1時間程前に元通りになったリビング。



もちろん由莉が寝ている間に起こった事だから、由莉が知り得るはずがないのだが


「何か違うー…。」


由莉わ違和感を感じていた。