ソファーに仰向けに倒れ込んだ夜琉さんわ腕で額を覆った。
「夜琉、どこが痛い?」
「…。」
答える気のない夜琉さんに変わって俺が答えた。
「見たところ頭痛だな。」
幼い頃から一緒にいる俺わ夜琉さんの大抵の事わ分かる。
「…そう。芯、夜琉に熱計らしてくれる?」
「無理だな。」
「芯でも無理?」
「ああ、夜琉さんの性格上熱を俺に計らせる事わない。」
「そっか。夜琉難しいからね。」
「ああ、でも由莉さんなら大丈夫だろうな。」
由莉さんなら、きっと不可能な事わないー…
夜琉に関してできない事わないだろう…。
「とりあえず、何か食べさせよう。」
「うん、珍しいね芯から提案してくるなんて。」
「ああ、まじ痩せてた…。軽すぎだったんだよ。」
さっき、倒れる夜琉を抱き止めた時感じた事ー…
予想以上に痩せてた体。
あまり、食べていない事わ知っていた。
だけど、ここまで軽い体わ俺達が思ってる以上に食べていなかったのだろうー…
気づいたやれなかった事が、ショックだったー‥。

