=キング of ビースト= 2





倉庫に着くとそこにいたのわ智蘭の面子。



「芯さん、2階に璃玖さんがいらっしゃいます。」



いち早く俺に気づいた…確か智蘭総長代理、秋わ、直ぐに情報を提供する。


流石ってところだろう。


「秋、サンキューな。」


俺わ秋に礼を言って、直ぐに2階に上がる。


俺の後ろでわ、秋が少し目を見開いていた。


きっと、俺が秋の名前を知っている事に驚いたのだろう。会った事わもちろん、面識すらないのだから。




秋、かー…



いい頭をしている、覚えておこう。




そう思いながら、幹部部屋のドアを開けた。



「芯さんー…」


と不安げな声と共に、璃玖の姿が見えた。