「来いっつただろーが。」 冷めた声が目の前で発せられた。 間近で見た夜琉さんの口調わ冷たかったが、口角だけわほんの少し上がっていた。 「何で、ここに…?」 「颯が来ねぇからだろーが。」 夜琉さんが、動けない俺を見かねて 夜琉さん自身が、俺の前に歩いてきたのだー… 『こいつが 南 颯ー… 那龍16代目特攻隊長だー… もう颯の事知らねぇ奴わいねぇよな』 そう言って射るような視線で広間を見渡してからまた、ソファーに戻って行った。