偽った笑顔より、本物の笑顔の方が
美しいー…
だけど、有志も悩んだ上でだした結論だった。
有志にとって由莉わ、自分の命以上に大切。
莉菜と同じぐらい大切なのだー…
だから、芯の言葉でグアム行きを決めた。
正直、芯と全く同じ事を別な人がいっても意味がない…
芯が言ったからこそ、意味を持つ言葉ー…
有志と芯わ、親友以上に深い関係で
深い絆で結ばれているー…
「そういえば、芯の女って誰だよ。」
「うるせぇ。」
「いいじゃねぇか、たまにわ。」
こうして、2人でくだらない話をしているときだった。
ブッーブッーブッー
嫌な予感と共に、渇いた機械音がした。

