=キング of ビースト= 2





不意に、魅力的なハスキーボイスがかすれた声が聞こえた。



「―…別に、芯が決めた事に口だしする気わねぇ。」



声の方に視線を向けると、那龍7代目でもない、鋭い有志でもない


父親の顔


をした有志がいた。



「…―だが忘れるな。



志音わ、冷豹が好きだった―…


芯が冷豹を潰そうと
冷豹が存在しようと


志音の想いわ冷豹にあるー…。」



「~~っ」



不覚にも、嬉しいと感じた。


自分が作った族を好いてくれる奴がいるー…。




冷豹が無くなろうと、


冷豹が存在していた事に変わりわない。



「…冷豹初代総長に知ってて欲しかっただけだ。


忘れるな。


冷豹を本気で守ろうとした人間がいることをー…。」



有志の言葉にわ志音への想いが沢山つまっていた。