不意に、魅力的なハスキーボイスがかすれた声が聞こえた。
「―…別に、芯が決めた事に口だしする気わねぇ。」
声の方に視線を向けると、那龍7代目でもない、鋭い有志でもない
父親の顔
をした有志がいた。
「…―だが忘れるな。
志音わ、冷豹が好きだった―…
芯が冷豹を潰そうと
冷豹が存在しようと
志音の想いわ冷豹にあるー…。」
「~~っ」
不覚にも、嬉しいと感じた。
自分が作った族を好いてくれる奴がいるー…。
冷豹が無くなろうと、
冷豹が存在していた事に変わりわない。
「…冷豹初代総長に知ってて欲しかっただけだ。
忘れるな。
冷豹を本気で守ろうとした人間がいることをー…。」
有志の言葉にわ志音への想いが沢山つまっていた。

