まだ16、17歳の子供がこんなにも辛い思いをして
死を覚悟していたー…
あんまりだと思った。
どうして、こんな運命を
こんな子供に、背負わせた…?
聞いてるだけでも、こんな想いになるのに、
死を覚悟した志音わ、
どんな想いをした…っ!!
俺わ片腕で自分の顔を覆った。
「…―こんなに、悩んでいたのに、
俺たちに言わなかった上に、
志音わ、弱音も吐かなかった。」
目から熱いモノが込み上げてきそうになり、必死に抑える。
「でも、さ
ノートの一番最後に、何て書いてあったと思う?」
突然質問をしてきたが、答える事が出来なかったし、有志わ答えを求めてもいなかった。

