「でも、今謝らせて下さいー…。」
「…やめろ、芯の所為じゃねぇだろ。」
俺の所為なんだから、
「冷豹初代総長、芯
俺の作った冷豹をしっかり管理できなくて
すみませんでしたー…」
皮肉なモノだと思う。
仲間といる喜びを作る為に自分で作った冷豹が、俺のよきライバルであり親友である有志さんの息子を殺したのだからー…
「芯の所為じゃねぇんだから、謝るなよ。」
俺が冷豹を作った所為でー…
「俺も、莉菜も有志も由莉も、」
大切な人達を傷つけたのに、
「冷豹を恨んでなんかねぇよ。」
どうしていつもどうりに接してくれるのだろう‥。
どうして、俺を責めない…?

