夜琉さんわ玄関の前に立つ。俺わインターホンを押すと夜琉さんの斜め後ろに立った。
「はいはぁーい♪」
口調の柔らかい優しい声が聞こえてくる。
ガチャ
という音と共に、華麗な女性が出てくる。
由莉さんのお母さん
すぐに分かった。
由莉さんわ綺麗だが、この女性わ綺麗よりかわいい。
だけどどこか面影がある。
「…はい、あっ夜琉君?」
ソプラノの柔らかい声。
「莉菜さん、こんばんは。」
「こんばんは、そちらの方わ?」
失礼の感じられないもの言いで俺に目を向けた。なので俺わ
「芯と申します。夜琉さんのお目付役みたいな者です。」
「あら、そうなの?よろしくお願いしますね。」
「はい、こちらこそ。」

