=キング of ビースト= 2





夜琉さんわ玄関の前に立つ。俺わインターホンを押すと夜琉さんの斜め後ろに立った。



「はいはぁーい♪」



口調の柔らかい優しい声が聞こえてくる。



ガチャ


という音と共に、華麗な女性が出てくる。


由莉さんのお母さん


すぐに分かった。
由莉さんわ綺麗だが、この女性わ綺麗よりかわいい。


だけどどこか面影がある。


「…はい、あっ夜琉君?」


ソプラノの柔らかい声。


「莉菜さん、こんばんは。」


「こんばんは、そちらの方わ?」


失礼の感じられないもの言いで俺に目を向けた。なので俺わ



「芯と申します。夜琉さんのお目付役みたいな者です。」


「あら、そうなの?よろしくお願いしますね。」


「はい、こちらこそ。」