「一人暮らししようと思って。」 「あ?」 いち早く反応する夜琉。 「なんで一人暮らしなの?」 不思議そうに聞いてくる璃玖に 「お父さん外国にいるんだよね。」 「単身赴任?」 「うん。でもお母さんとお父さんラブラブだから一緒にいた方がいいでしょ?だから一人暮らししようかな?って。」 「なら、俺んとこに来い。」 「は?」 「一緒に住めばいい。」 「倉庫に?」 「あ?マンションに決まってるだろうが。」 「夜琉の家?」 「ああ。」