「もう帰るよ!」



図書館の人の目がさらに厳しくなって、


あたしはノートとか鉛筆を急いで片付けた。



「もう帰るの~?」



純平もノロノロと自分の周りを片付け始めた。



そして、外に出て無理やり純平と別れた。



「じゃあまたね!」


「…うん」