「あたしは…そんなことを言われてもムリなんだ。

今まで散々避けてきて、振り回しといて言えるようなことじゃないってのは分かってるんだけど…。

気持ちが分からなくて今まで流して来たけど今ならハッキリと言える。

好きな人がいるから燐の気持ちには応えられない」


嬉しかったけどゴメンね…と言い残して保健室を出た。


朝からこんな最悪な気分にさせてごめんね…燐。
いや、もう『先生』か━━━。