やり直し、てか再チャレンジして数10分。
……………。
完成!!
味見用のカップチョコを手に取り亜鶴と食べてみたが………
「「マズッ!!!!!!!!!!」」
ありえないほどマズかった。
ちょっと待って。
カップチョコは溶かして固めるだけなのになんでこんなにもマズくなるわけ!?
お互い顔を見合わせて固まった。
何回目かのチャレンジでようやく美味しくできたカップチョコ。
まさかカップチョコでこんなにも手こずるなんて思いもしなかったよ…。
出来上がった頃にあたしと亜鶴はグッタリしていた。
改めて魅夜のお菓子作りが破壊的にダメなのを痛感したのでした。
翌日。
バレンタイン当日です!!
可愛くラッピングされたチョコを持って学校に。
………バレンタインの学校って凄く華やかに見えるんですが…それってあたしだけでしょうか?
なんて疑問が浮かんだが放っておくことにした。
香水なんかじゃなくてチョコの甘い香りが学校中に漂っている。
こんな日も、いいかもね。
お目当ての稜を探すが…一際大きな女子の群れで分かった。

