『今何年なんだ?』 今二年、なんて素っ気なく見える返信を打って携帯をまた閉じる。 亜依は変わらず私の髪を弄っていてなんだか楽しそうだ。時々くい、と引っ張られて痛いのはご愛嬌だろう。 かくして私は、 メールを介して 運命の人に出会った。