そして体育館の入り口へ走っていく。 目に涙が溜まっているけど、まだ流さない。 だって後ろには先輩が居るから。 迷惑になるようなことはしない。 「南!」 後ろから先輩の低い声が響く。 だけど振り向かない。 だって今振り向くと… 泣いちゃうから…。