ManyLove





なんだかんだで終わったホームルーム。

女子達からの視線が突き刺さり、とても痛かった事しか覚えていない。

影では「あの子、何処の子?」「なんであの子なの?」と小声で言っているのが分かる。

あたしはと言うと、何も分からず、頭がショートしていた。

プスプスと鳴る頭。

何も考えられなかった。

終わりを知らせる鐘で我に返った。



『それではホームルームが終わり次第来て下さいね』



純日本人の言葉が頭を過ぎる。

行かなきゃ。

でも、何処に?

あの発表の意味もさっぱりなのに。

皆は各自の寮に行ってしまい、何処へ行けばいいかも分からないあたしは、1人、教室にいた。



「はぁ・・・。何が何だか分からないよ」



独り言のつもりで呟いた言葉は、ある人物からの返事で違うものになった。



「何が分からないんだよ」



「!?」



ドアに寄りかかっている人物。

ゲッ、変なヤツ!!

なんでここに!!



「あ?何だよ、その顔は」