姫密桜

散らばる生徒達

取り残された、槇

膝をつく、梓・・・

梓が握り締める桜の
お弁当箱を取る、槇。

「オリグチ、ごめん
 
 お前の愛に
 俺は、答えられない
 
 授業が始まる
 リュウ行こう」

「ああ・・・」

黙り込む槇の脳裏に浮かぶ

口づける

桜と那智の姿・・・

『俺は、サクラを・・・』

愛してる・・・

飲み込んだ、愛の言葉。