姫密桜

「でも、全部は
 食べられないかもしれない」

「いいよ、残ったら
 リュウが食べる
 
 だろ?」

「おう、任せてよ」

「ほらっ」

差し出された、お弁当を槇
の手から受け取る、梓。

「それじゃあ、頂きます
 ありがとう」

槇は桜の事が気になったが
とりあえず、その場に残り
三人で昼食を取る。

「サクラちゃんとワカちゃん
 が来ないと寂しいな

 アズサちゃん、二人
 何か言ってなかった?」

「・・・・・」

西の言葉に首を傾げる梓。