「残念だな。・・・っていつの間にどこで着替えたの?」

「控え室で」

武藤は目を見開く。

「悟と二人で?やっぱりあやしいなあ悟。

類ちゃん、悟に変なことされなかったか?」

悟は、両腕で、類の耳を覆った。

「武藤さん!!あんまり変なこと言わないで下さい。

類は高校生です」

「高校生ったって、これくらい言っても」

と、武藤はニンマリ笑う。

「そうか、そうか。よっぽど大事にしたいんだな」

「・・・そうです」

「おっ??」