グレーな吐息~せぴあなタメ息③~

拍手に見送られながら、

ステージ脇に引っ込む。


「セーブさせてくれって、友之に頼まれてたんだよ。

でも、一曲だし、大丈夫だって思って、

何にも言わなかったんだ。

・・・ごめんね。

友之が正しかった。

オレは保護者失格だな。」