ねこさんといくつかの問答をくりかえし、誤解がとけたあとも、ぶたさんはどこか宙にうかんでいるような、ふわふわした気持ちでその事実を受け止めていました。 文字通り夢心地だったぶたさんは、フクザツな気持ちをおさえつけるように、目の前にあったボトルをグイグイ飲みました。