周りの変化は、ぶたさん自身にも変化を及ぼしました。

 誰かにたよられる生活が、こんなに心地いいものだったなんて。

 幸せな笑顔だけで満足だったぶたさんに、新しい光が生まれました。 たのまれごとは増え続け、ぶたさんの生活も辛いものになっていましたが、反比例するようにぶたさんの充実感は増え続けました。 そして、そんな感動を与えてくれたうさぎさんへの恋心も、日々つのるばかりでした。