恋する乙女


帰りのこと。


みかると並んで、あたしは帰っていた。


さゆりは、逆方向だから二人だけ。



「ねぇ、家帰る・・・?」



あたしは、静かに首を振る。



「じゃ、どっか寄る?」


「うん、そうする・・・」



あたしたちは、近くのファミレスに寄った。


ここなら、永田の顔を見なくていい・・・。


ただ、心の底では、何かがひっかかっていた。


なんだかは分かんないけど・・・。



「いらっしゃいませ~」



あたしは、レジに並んだ。



「チーズバーガーとコーラ・・・」


「チーズバーガーとコーラ」


「えっ!?」


「はっ!?」



となりであたしの真似というか、注文をしていたのは・・・、

永田だった。



「真似しないでよ!!」



とっさに口から言葉が出てきた。