チン、と二つのグラスが音を立てる。
「だがまだ、何も解決していないがな……」
篠さんは、そう漏らすとグラスをテーブルに置いた。
「たしかに、乾杯って感じじゃないですけどね。でも、時には飲みたくなる時もありますよね」
私は隣の篠さんを見上げて笑った。
すると、篠さんは私の左肩に、自分の右手をふわっと乗せてきた。
思わず、肩が、揺れる。
なぜか、今、私は篠さんと見つめ合っていた。
「し、篠さん?」
「なぎさん……オレは、そんなに運転のセンスが無いか!?」
「それか!! 無いですよ! 残念ながら」
私が言い放つと、篠さんは私の肩に手を乗せたまま、がくーっとうなだれた。
「……ですけど、私は篠さんの為なら、篠さんが運転技術を身につけやすい教習を精一杯して協力していきますよ。篠さんが、私の為にいろいろしてくれるように」
「だがまだ、何も解決していないがな……」
篠さんは、そう漏らすとグラスをテーブルに置いた。
「たしかに、乾杯って感じじゃないですけどね。でも、時には飲みたくなる時もありますよね」
私は隣の篠さんを見上げて笑った。
すると、篠さんは私の左肩に、自分の右手をふわっと乗せてきた。
思わず、肩が、揺れる。
なぜか、今、私は篠さんと見つめ合っていた。
「し、篠さん?」
「なぎさん……オレは、そんなに運転のセンスが無いか!?」
「それか!! 無いですよ! 残念ながら」
私が言い放つと、篠さんは私の肩に手を乗せたまま、がくーっとうなだれた。
「……ですけど、私は篠さんの為なら、篠さんが運転技術を身につけやすい教習を精一杯して協力していきますよ。篠さんが、私の為にいろいろしてくれるように」

