ドライヴ~飴色の写真~

 教習所。盗撮。

 この二つの単語を並べて伝えれば、篠さんならもちろん考えるだろう。

 私のストーカーとの関係性を。

 
 又、それを抜きで考えても、私はこの盗撮事件を絶対に野放しにしたくない、と思った。


「どうする? 校長にも言おうか?」

「いや、いいよ。彼女が恥ずかしいからあまり大事にはしたくないって言ってたから」

 答えはなんとなく、わかっていた。

 だから、あえて《探偵》を選んだのだろうし。


「わかった。篠さんには私から頼んでみる」

 私がそう言うと、十雨くんは表情をパアッと明るくさせた。

「本当? ありがとう、先生!」

 かわいいなあ。

 本当に彼女のことが大切なんだな。