ドライヴ~飴色の写真~

 私と篠さんは両側から、その封筒に書かれた3つの記号を覗きこんでいる。

「……これって、なんかの暗号ですかね。メッセージ?」

 私が言うと、篠さんは唸った。

「確実とは言えないが、もしかしたら、これを解けば犯人がわかるかもしれないな」

「まじですかっ」

 私は思わず身を乗り出す。


「近いな。なぎさん」

 篠さんに顔を背けられた。

 失礼な。


「……でもこれなんだろう。向きってこれであってるんですよね?」

「犯人は、封筒の入口から手を入れて書いただろうから、逆向きだということも考えられる」


 と、すると。

 一つ目が、○の中に/の記号。
 二つ目が《−》。
 三つ目が、○の中に×の記号。


 ……どっちみち、わけがわからない。