ドライヴ~飴色の写真~

 篠さんがハサミを持ってきて、中の《文字》が見やすいように封筒を切り開いた。

 でも見ると、ボールペンで書かれていたそれは、文字ではなく《記号》だった。


 一つ目は、〇の中に×が書かれた記号。
 二つ目は《−》。
 三つ目は、〇の中に\が書かれた記号。
 
 
「なんだこれは。デベソか」

 篠さんが首を捻る。
 そして、首を縦に2回振って頷いた。

「うん。一つ目の記号はデベソか、豆電球だな」



 どこまで本気なんだ、この男。