ドライヴ~飴色の写真~

「全部、私です」

「だろうな」

 篠さんは顎を手に乗せ肘を付いて、私を見た。

「他には?」

「うーんと。この結構写ってる青いシャツは、最近の一張羅です」

「お。惜しい」

 惜しい?

 ということは、篠さんはすでに何らかの答えを持っているのか。

 私はもう一度、写真を見渡した。


 ……うーん。

 なんだろう。