俺と方月は屋上へ続く階段を登っていた その時、屋上から声が聞こえてきた 「ごめんなさい! 藤岡君の気持ちには応えられない」 結奈? 今の声は結奈だ 俺は階段を駆け上がり 扉を開いた 扉の向こう側の景色に キスをする 結奈と藤岡がいた ガンッ!!! 無意識に藤岡の胸ぐらを掴み殴った 「いってぇ………」 しりもちを付いた藤岡は 口の端から出た血を拭いながら俺を睨む .