学園B

八代目が出ていってから少したった時……

『グォォォオ』


「ん?この声………」

「なんだろう」

「八代目………かも」

「行ってみよう」

「「ああ」」

ガラッと、僕は古くくさびれた木製の扉をあけた、するとそこには廊下全体を多い尽くすほどの白装束と黒装束が文字通り戦争をしていた。

「うわ、戦争かよ、………でもおかしい、何でこの音が聞こえなかったんだ?」

「この学校は………普通じゃない」

「いやいや白ちゃん、そんなので納得できるわけ……」

「成る程」

「…あった!?」

「それより………八代目……」

「そ、そうだった」

僕らは白と黒のなかに入り込み、八代目を探しに行った


『む……いま寿……が聞こえ……だ……』

なにか声が聞こえたけど、いまはそれどころじゃない、何よりも先に八代目を助けなきゃ。


『………寿………バカ………う…』





再び古くくさびれた木製の扉をあけ、僕は教室に入った


「お、やっと来たか」

「何を………している、」

「遅い……」

「な、酷いよみんな…翔も白ちゃんも八代目も………ぼくは八代目を探しに……ってぇえ!?」