「……」 しばらく小野と居た。 俺らの間に風がピューと通り抜ける。 とりあえず快適…じゃないけど高校生活は出来そうだ。 海斗に感謝だな… 一応、小野にも。 ま、嫌われてるけど… キーンコーン――― 喋らない間にチャイムが鳴ってしまった。 『次の授業は何?』