池田先輩と一緒に居た先輩は、さっさと行ってしまった。 こっちも好都合だ。 「………」 『何か言って下さい』 「何が知りたいの?」 『え…?』 池田先輩は余裕の笑みで答えた。 この日あたしはあの日の事を全て知った―――― バチン!!! すごい音と共に叫び声。 「何すんだよ!!」