スポッ


そしてそのままあたしの薬指にリングをはめた。


「あのっ、ちょっとコレっ」




「ようこそ一蘭学園へ


私のお姫様」


晃という人はふんぞり返って


祐という人はひざま付いて




二人同時に声を揃えて、そう言ったのだった。