「ん…?何コレ…?」 足元に白い紙と一緒にリングがおいてあった。 白い紙には 『このリングを拾った人は放課後、校舎裏に来てください』 とだけ書いてあった。 リングをよく見るとシルバーリングにアクアマリンの石がはめ込まれていた。 「綺麗……」 キーンコーンカーンコーン 思わず見とれていたあたしはチャイムの音で我にかえり、リングをあわててポケットにいれその場をあとにしたのだった。