----------------- -------------- ----------- -------- ----- 「ただいま~」 「あらっ、おかえりなさい」 お母さんに一言告げて、部屋に行く。 何も変わらない光景だった。 …このままじゃあ、いけないよね。 携帯を開き、「フユ」という名前を探す。 出てほしくないと強く思いながら 通話ボタンを押した。